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アスリートの県外流出

北信越高校総体が終了し、高校三年生は進路選択の時期を迎えました。

今年も企業学校訪問等で話題になったは、優秀選手の県外流出のケースです。

北海道新聞に興味深い内容がありましたので転載します。
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◎有力選手の道外流出防げ*道、定着目指し所属先調査
(2012/06/08 北海道新聞朝刊全道(総合))

 スポーツ選手の道外への流出が相次いでいるとして、道は本年度、道内出身の
有力選手の所属先について実態調査を行う。道外で活動する割合を把握した上
で、道内定着度を上げる対策を取り、各競技のレベルの底上げにつなげる狙い
だ。道内企業での選手の雇用を増やすため、企業の意向も調査する。
 文部科学省によると、自治体が出身選手の地元定着度を調べる実態調査は「聞
いたことがない」という。
 道によると、五輪出場が期待される道内出身選手の多くが道外の企業や学校に
在籍している。不況で道内実業団チームの廃部が相次いだことや、練習環境が整
い、有力選手と切磋琢磨(せっさたくま)できる道外強豪校に進む傾向が強まっ
ていることが要因とみられる。
 例えば、北見市常呂町出身の本橋麻里選手(25)らが所属しトリノ、バン
クーバー両五輪で活躍したカーリングのチーム青森は、メンバーの大半が道内出
身。ロンドン五輪卓球男子団体に出場する苫小牧市出身の丹羽孝希選手(17)
は、小学校卒業後に卓球の名門・青森山田中を選んだ。
 こうした状況が、冬季スポーツをはじめ道内の競技レベルの低下を招いている
という声が強まり、道は「現状の把握と課題の掘り起こしが必要」(文化・ス
ポーツ課)として調査を行うことにした。
 高校生以上の現役選手を中心に、全国大会出場レベルの主な道内出身者をリス
トアップ。経歴、進学・就職理由、所属先などを調査する。対象競技はスケート
やアイスホッケーなど冬季スポーツ、陸上なども予定する。また、道内出身者が
所属する道外企業や道内主要企業にも協力を求め、雇用条件や必要経費などを確
かめる。
 調査は6月中に始め、本年度中に結果をまとめる。事業費は約700万円で、
調査業務に失業者を雇用することで国から交付される予算を充てる。

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どこも悩みは同じと見えますが、たとえば卓球の福原選手が青森山田高以外の進路なら果たして現在は?  といったことも心に浮かびます。
論点を変えて、ロンドンをカンボジアから目指した猫選手の国籍問題例も深いところでは結びつくのではとも思います。いずれにしても本県も実態を把握する必要がありますね。啄木鳥


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by fight-nagano | 2012-06-18 16:37 | 各種話題
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