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トップページ > 冬季五輪 > 企画・連載 > 冬に輝け > (4)冬季競技の「金の卵」、じっくり育てて“白鳥”に 以下、記事から引用 冬に輝け ~舞台裏の物語 (4)冬季競技の「金の卵」、じっくり育てて“白鳥”に ◎長野でSWANプロジェクト、1期生は小学生ら23人 冬季スポーツは金食い虫だ。身一つで、どこでもできるサッカーや陸上競技とは違う。道具も場所もいる。だからといって、大人になって、競技を始めたのでは世界に届かない。 そんな現状を踏まえて、競技者の長期的な育成プログラムが、今年度から長野県で始動した。「金の卵」を選んで、じっくりと腰をすえて、メダルを狙える選手へと育ててゆく。 その名を「SWANプロジェクト」という。「SWAN」とは、「Superb Winter Athelete Nagano」の略。昨年12月23日、長野五輪のスピードスケート会場「エムウエーブ」に、1期生23人が集まって開講式が行われた。 173人の応募者から選ばれたメダリストの卵たちは、小学4年生5人、5年生16人、高校生以上2人の計23人。基本的な運動能力と、競技種目別の特性を見て、2回にわたる選考会で絞り込んだ。 日本オリンピック委員会(JOC)などが支援するタレント育成・発掘事業の一つ。全国約10地域で行われているが、冬季競技に取り組んでいるのは長野県と北海道内くらいしかない。 「SWANプロジェクト」では、ほとんどの子どもたちがスキーやスケートなど種目に特化したコースに参加するが、4、5年生のうち5人は冬の競技を広く経験するコースに挑戦する。 「それが長野の育成コースの特徴です。小さいうちは種目を限定せず、幅広い分野での能力を発掘する狙いです」 プロジェクト事務局を務める長野県体育協会競技係長の中川さんはそう語る。 ◎狙いは底辺拡大「メダリスト巣立ってほしい」 プロジェクトの背景には、冬季スポーツの競技者の減少もある。スキーやスケートをする子どもは、小学生では多いが、中学生になると一気に減り、高校生でさらに少なくなる。 「冬季スポーツは、道具など金額面の負担も大きい。他の競技に流れる選手もいて、底辺が小さくなっています」と中川さん。 「プロジェクトに選ばれることで、やめないで続けてくれる選手が増えてくれれば。それも目的の1つです」 選抜された1期生は、それぞれの競技団体で実技に励みながら、月2、3回、全員集合して必修講座を受ける。フィジカルトレーニング、栄養講習会、バンクーバーの日本代表選手を呼んでの講習会などを年間を通して行う予定だ。小学生の育成期間は中学卒業まで。来年度以降も募集は続ける。 「技術だけでなく、人間的な成長も促したい。コミュニケーション能力や、積極性をつけるプログラムを組んでいる。先を見据えた長い活動になります。将来の五輪で、このプロジェクトから巣立ったメダリストが出てくれれば」 スワンには白鳥をかけている。小さな鳥が白鳥として空に羽ばたく。そんな夢をこめたプロジェクトだ。 (2010年2月17日 読売新聞から) バンクーバーオリンピック大会中のためか 静岡のFM放送局からも生放送の電話取材も 電波が届かなくて、聞くことはできませんでしたが SWANプロジェクトについての15分程度の放送でした。 極楽鳥
by fight-nagano
| 2010-02-19 16:02
| SWAN Project
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